今年のIBM TechXchange 2025 Orlandoに参加された、株式会社クレスコの江澤 美保氏(TechXchange 参加3回目)/ 株式会社イグアス 松尾 賢治氏(初参加)/ 株式会社日立ソリューションズ東日本 渡部 慶一氏(初参加)に、日本IBMの瀬川喜臣、高田 颯がインタビューさせていただきました。
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写真左|江澤 美保 | 株式会社クレスコ 先端技術事業部 AI & Data テクノロジー第一部 部長
写真中央|松尾 賢治 | 株式会社イグアス パートナービジネス事業部 クラウド&AI営業開発部 テクニカルセールスグループ
写真右|渡部 慶一 | 株式会社日立ソリューションズ東日本 ビジネス・ソリューション本部 Data & AI ソリューション部 主任技師
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技術セッションの枠を超えた“没入型の体験”がどのようなものだったのか。
現地で何が起きていたのか ─ その全貌をお届けします。
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1. 圧倒される会場規模と、動き続ける5日間
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まず参加者を驚かせたのは、TXC の圧倒的な規模と広大さでした。
ホテルとコンベンションセンターが連結した会場はとにかく広く、“歩き回るイベント”という声が上がるほど。
イベントでは1500以上のセッションが稼働しており、同時間帯に8件以上が並行して実施されることも珍しくありません。
そのため見たいセッションが重なり、取捨選択に悩む場面もあったようです。
松尾さんは短いセッションも含め 1日で9個近く受講する日もあったとのこと。
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また、基調講演の会場が2〜300人規模と十分大きいにもかかわらず、全体から見るとその会場の広さは ”10分の1” ほどに過ぎないというスケール感も特徴的でした。
会場の広さゆえ、ラウンジの場所を見つけられなかったという声もあり、移動そのものがイベント体験の一部となっていた様子が伺えます。
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2. 印象に残ったセッション
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参加者に、特に印象に残ったセッションを伺いました。
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江澤さん:Anthropicとの提携が発表されて、驚きました。
渡部さん:(格闘技がお好きとのことで)IBMさんがUFCのスポンサーされていて、マッチメイクのレコメンドエンジンみたいなのをwatsonx Orchestrateで作られている事例があって個人的にとても刺さりました笑 すごく楽しかったです。
松尾さん:見たいセッションが重なってどれか選べないタイミングもあり、結局聞きたかったけど聞けなかったのもありました。資料がダウンロードできたのはよかったです。
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セッションの多様性・密度の高さが、TechXchangeならではの魅力として浮かび上がりました。
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3. 展示エリアは“遊びと学び”の共存空間
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展示会場には、技術ブースだけでなく、参加者同士の交流を促す“遊びの要素”も多数設置されていました。
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江澤さん:展示会場、滑り台があったりとか…
瀬川:滑り台滑りました?
江澤さん:滑りました!登壇者みんな横並びで滑りました!すごい楽しかったです。
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巨大滑り台に加え、ブランコ・ハンモック・卓球まで用意されており、技術イベントでありながら体験型アクティビティも楽しめる点は参加者から高く評価されていました。
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4. Championの特別待遇と“別世界のラウンジ”
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今回初めて Champion として参加した松尾さん・渡部さんは、その待遇の手厚さに驚かれたそうです。
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渡部さん:僕と松尾さんはChampion一年生ですが、とにかく高待遇で驚きました。名前が刻まれたボード前で写真を撮るのが慣習だと聞き、私と松尾さんとでお互いに写真を撮り合いました。
松尾さん:社内で、「珍しい、松尾さんの満面の笑みの写真だ」とイジられました…笑
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(江澤さん、松尾さん、渡部さんのボード前写真。Champion歴が長い江澤さんもしっかり撮影されてました!)
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高田:高待遇というのは具体的にどんな感じでしたか?
渡部さん:講演を最前列で見られました。
松尾さん:あと、展示会場にも早く入れましたね。
渡部さん:一番羨ましがられたのは、(ユニバーサルスタジオの)すべてのアトラクションのファストパスがもらえたことです。
江澤さん:この貸切イベントだけでも参加する価値があると感じました。また、展示会場のラウンジでは飲み物もスナックも食べ放題でした。
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ChampionはChampion専用ラウンジ、Credentials Club(認定者用ラウンジ)が用意され、疲れを癒しながら交流できる特別な空間となっていました。
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江澤さん:Credentials Clubは、Championやハンズオンを受けた後にもらえるバッジや認定をもらった人だけが入れる特別ラウンジで、飲み物やおやつが食べ放題でした。マッサージチェアがとても良かったのですが激戦でした。笑
渡部さん:敷地が広すぎてラウンジを見つけられませんでした。
江澤さん:ラウンジは会場に入って左側の端にあり、入り口が草木に覆われていて特別感がありました。

加えて、Champion という立場そのものが “称賛される立場” であることを実感された方もいました。
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松尾さん:年配の方やハンズオンで隣に座っていた人から「Championおめでとう!」と言われ、めでたいことなんだ、と特別感を感じました。
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5. Universal Studios貸切イベントという“圧巻の体験”
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Universal Studios Orlandoの貸切イベントは、参加者の間で“圧巻”と表現されるほど特別な体験だったようです。
貸切でありながら一部アトラクションには行列ができるほどの盛況で、その横を Champion 専用ファストパスで進んでいける特別感が高く評価されました。
さらに、園内の飲み物やフードは無料で提供され、IBMブランドの演出も随所に施されていたとのことです。
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6. Champion Dinnerや交流の場
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高田:Championだけが参加できるイベントは他にありましたか?
江澤さん:毎年、Champion Dinnerというイベントがあります。去年のラスベガスでは、イタリアンのハーフコースが用意されているほか、専用カクテルもありました。
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今年はカラオケもあったようで、最後は “We are the champion” で締めくくられ、参加者同士のつながりが深まるひとときとなったようです。
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7. 海外セッションの“双方向性”という新鮮な体験
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渡部さん:日本では発表者が偉いという雰囲気がありますが、海外では発表後にみんなで議論する双方向性が新鮮でした。もっと英語が話せればと思いました。
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海外ならではのオープンな議論の文化に触れ、刺激を受けたことが伝わってきます。
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8. この経験が普段の活動に与えた影響
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江澤さん:今部門を持っているので、若手社員の子にこういう場があるしこの場に行くと刺激になるから、会社外の活動もするといろんなチャンスがあるよということを伝えて従業員のモチベアップにつながりました。
渡部さん:私の会社も同じです。報告資料を提出し、VIP対応だったことを伝えると、若手が「自分も行きたい」と言っていました。
松尾さん:私も同じです。聞いた方は羨ましく思ってくれるので、そういった意味で知ってもらうのがいいですね。
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現地の体験が、社内の若手育成やモチベーション向上に直結していることが伺えます。
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9. 英語セッション登壇の達成感
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江澤さんは一昨年に1人で60分の英語発表に挑戦し、今年は IBM メンバーと4人で登壇されたとのこと。
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江澤さん:以前は1人で60分英語で話したので大変でしたが、今年はIBMのメンバーと4人で登壇したので楽しく準備できました。達成感は大きかったです!
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活発な議論が生まれたセッションだったようで、発表後の意見交換が印象的だったとのことです。
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10. 次の参加へ向けて
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松尾さん:次の参加は考えます。他のチームメンバーにいってほしいかな。
渡部さん:社内の若手に譲る、とかね。
松尾さん:私の会社では私が初めて行ったのですが、他の人に体験を広められて良かったと思っています。
江澤:次はお客様や若手メンバーと一緒に登壇、という形で参加できればと思っています。
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総じて「辛い経験がほとんどなく、とても良かった」という声が多く、TechXchangeがいかに充実した体験であったかが伝わってきます。
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まとめ:技術を超えた“体験の場”としてのTechXchange
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圧倒的な広さを誇る会場、
遊びと学びが融合した展示エリア、
Championならではの圧倒的な待遇、
連日続く多様なセッションと参加者同士の交流。
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TechXchangeは、単なる技術イベントではなく、
─ “学び・熱狂・非日常” が交わる特別な体験の場である─
そんな参加者の実感が随所に表れたインタビューでした。
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来年のアトランタ開催では、またどんな出会いと成長が生まれるのか。
次の挑戦者たちへの期待が膨らみます。